家事

【ママ必読】オキシクリーンよりも安心な過炭酸ナトリウムとは?

コストコに行ったことのある人なら、知らない人のいない「オキシクリーン」。

しかし、近くにコストコがないよ~って人には、なかなか手に入れにくいものですよね。ネットでも売っていますが、割高…

私も、コストコに行ったときは購入していましたが、近くにコストコがないのが難点…

そんなオキシクリーンの代わりになるものが身近にあったんです!

それは過炭酸ナトリウムです。別名酸素系漂白剤ともいいます。

酸素系漂白剤というネーミングのほうがなじみがありますよね。

100円ショップにもおいてあるので、手軽に手に入れることができますよ。

息子が赤ちゃんの時、ナチュラルクリーニング(合成洗剤を使わない洗濯)にはまり、どの洗剤がどういう汚れに効くんだろう?と、調べまくって、粉石鹸や、セスキソーダ、過炭酸ナトリウムなど使っていました。

両方使ってみて個人的に、オキシクリーンよりも過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)のほうが良いと思っています。

商品としてはあまりなじみのない「過炭酸ナトリウム」ですが、どのような性質をもち、どんな使用法があるのか?オキシクリーンと比較しながら、わかりやすく解説していきたいと思います。

過炭酸ナトリウムとは?

オキシクリーン

我が家で使用している過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)です。

「炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)」「過酸化水素」が混ざったものを「過炭酸ナトリウム」と言います。

一般的には「酸素系漂白剤」として洗濯に使用することが多く、漂白、除菌、消臭の効果があります。

粉洗剤のパッケージに書いてある成分表に「漂白剤」と書かれているのを見たことありませんか?あれが過炭酸ナトリウムです。

 

でも漂白剤だから色落ちは大丈夫かしら?

はい、大丈夫です!

漂白剤には酸素系と塩素系があり、過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤です。酸素の力で汚れを落とすので、色落ちの心配はありません。しかも、塩素系の漂白剤のようにツンとする匂いもなし!色物の洗濯にも安心して使えますよ。

ただし、注意点もありますので後ほどお話しします。

過炭酸ナトリウムは使用した後も、炭酸ソーダと酸素、水に分解されるので、環境にも優しいんです。ナチュラルクリーニングと言われている由縁ですね。

また、洗濯以外にもあらゆる場所の掃除に力を発揮します。

赤ちゃんのいる家庭でも安心して使えるのが過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)です。

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オキシクリーンと過炭酸ナトリウム成分比較

ここで紹介するオキシクリーンは、コストコに売っているアメリカ製のオキシクリーンです。中国製のオキシクリーンとは、成分が変わってきますのでご注意ください。

オキシクリーン

オキシクリーン、過炭酸ナトリウムのそれぞれの成分と特徴を比較してみましょう。

成分比較

オキシクリーン

↑オキシクリーン

 

オキシクリーン

↑過炭酸ナトリウム

【オキシクリーン】

性質:弱アルカリ性

  • 過炭酸ナトリウム(酸素系)
  • 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
  • アルカリ剤(炭酸塩)
  • 再付着防止剤

 

 

【過炭酸ナトリウム】

性質:弱アルカリ性

  • 炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)
  • 過酸化水素

オキシクリーンにはアルカリ剤と再付着防止剤が入っています。アルカリ剤には、洗剤と一緒に入れると皮脂汚れや油汚れの洗浄力がアップする働きがあります。

一方、過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素の2つの成分だけです。

最も大きな違いは、オキシクリーンには界面活性剤が使われているということでしょう。

界面活性剤とは?
界面活性剤とは文字通り、界面を活性させるということです。例えるなら、本来混ざり合うことのない水と油を混ぜ合わせることができます。つまり、衣類と汚れの界面を活性させて汚れを浮かせて落としやすくするという役割をもつのが界面活性剤です。
界面活性剤は、海や河に流れていっても自然分解されません。生物や植物にも影響があり、環境にもあまりよくありません。
界面活性剤が入っていることによって、汚れがよく落ちるということですね。しかし、生物や植物に影響があることを考えると、人間に使い続けることで与える影響も気になります。

特徴比較

オキシクリーン

  • 酸素の力で汚れを落とすので色落ちなし
  • 除菌、漂白、消臭効果がある
  • 界面活性剤が入っているので汚れが落ちやすい
  • 洗濯、掃除などあらゆる用途に使える
  • コストコかネットでの購入のみ
  • 自然分解されないので、環境には良くない

過炭酸ナトリウム

  • 酸素の力で汚れを落とすので色落ちなし
  • 無臭
  • 除菌、漂白、消臭効果がある
  • 使用後も、炭酸ソーダと酸素、水に分解されるので環境に優しい
  • 洗濯、掃除などあらゆる用途に使える
  • 100均などで手に入れやすい

 

私は小さい子供がいることもあり、汚れを落としたい掃除にはオキシクリーンを、肌に直接触れる衣類や子供のおもちゃや食器類には過炭酸ナトリウムを使い分けていました。

が、正直オキシクリーンも過炭酸ナトリウムもどちらも汚れ落ちに違いを感じることができませんでした。笑

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コスパは?

コストコで購入したオキシクリーンは4.98kgで2,000円前後

Amazonで購入している過炭酸ナトリウムは5kgで2,200円、5kg×3袋で4,990円

5kgの購入だと同等くらいのコストですが、Amazonで過炭酸ナトリウムをまとめ買いすると、数量が多いほど安くなっていきますので、お得です。

オキシクリーンも過炭酸ナトリウムも風呂釜掃除や洗濯槽掃除をすると、一気に使っちゃうんですよね。だから私はまとめ買いをしています。

100円ショップやドラッグストアにも「酸素系漂白剤」として売っていますが、ちょこちょこ買うと割高だったりします。なのでAmazonでのまとめ買いが絶対にお得です。

過炭酸ナトリウムの使用具体例

オキシクリーン同様、同じような使い方ができます。

  • 衣類に皮脂汚れや汗ジミの漬け置き
  • シューズの漬け置き
  • 洗面台の水垢落とし
  • 風呂釜掃除
  • 洗面用具、風呂床の掃除
  • キッチンの油汚れ落とし
  • 食洗器
  • 洗濯槽掃除
  • 黒カビ掃除

家中のお掃除や洗濯などに使うことができます。さらに、

  • コップに付いた茶渋取り
  • ステンレス鍋の焦げ落とし
  • 食器やおもちゃの漬け置き(消毒)

などの、界面活性剤が入っているオキシクリーンを使うことに躊躇してしまうような場合にも、過炭酸ナトリウムなら安心して使えますよ。

過炭酸ナトリウムを使用する時の注意点

オキシクリーン同様、こちらにも使用する点での注意点はほとんど同じです。

ステンレス以外の金属には使用しない
ステンレス以外の金属に使用すると、変色してしまいます。アルミ鍋などはもちろん、衣類についている金属ボタンなんかも注意が必要です。
ちなみに、私はあまりボタンは気にせずに使用していますが自己責任でお願いします。
掃除する時は手袋をつける
アルカリ性は、たんぱく質を溶かす働きがあります。手につくとヌルヌルして肌荒れが起きる場合がありますので、手肌の弱い人は特に注意してくださいね。
草木染め製品や天然素材には使用しない
これらに使用することによって、生地を傷めたり変色したりする場合があります。以前、スエード素材のスニーカーを漬け置きしたら変色しました…(当たり前です。笑)
フローリングのワックス剤が剥がれる場合がある
フローリング掃除をする際、アルカリ性の洗剤を使うとワックス剤が剥がれる場合がありますので、試しに一部掃除してみてからにしてください。
密閉容器で保管しない
少しずつ過酸化水素が発生していますので、密閉容器に入れて保管すると稀に変形したり爆発しますので、買ったままの容器で保管しましょう。

オキシクリーンよりも過炭酸ナトリウムがおすすめ

・界面活性剤が入っていないので、子供が使用するものに使っても安心
・環境にもエコ
・手に入れやすい
といいつつ、過炭酸ナトリウムをおすすめしておきながら、たまにコストコへ行きクーポンでお安く購入できるときはオキシクリーンに浮気してしまう私。笑

でもやはり本命は過炭酸ナトリウムです♡子供のものにも安心して使える点がポイント高いですよね1。

過炭酸ナトリウムだけでも、十分オキシクリーンの代用は可能です。安心安全な万能洗剤なので、まとめ買いでストックしておくと安心ですよ。

 

 

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cocokai
30代ママ